ヴァレットのすゝめ
はっちグランドCSで使用したヴァレットについて紹介します。
もくじ
- 構築
- 採用カード
- サイドチェンジプラン
- 先行展開
- 最後に
1.構築
構築はこちらを使いました。
まずこのデッキを選択した理由ですが今期のデッキはサンドラ・オルター・閃刀姫・未界域(オルフェ)・転生炎獣の環境だと思っていましてその中で使用率トップと予想しているサンドラと展開系の未界域やオルフェにイージーウィンできる可能性があるコアキメイル・ドラゴを使用したくてドラゴン族を使うことを決めました。
ドラゴン族の中でも選択肢はドラゴンリンクとヴァレットだと思っていましてゴミの枚数と手札事故の観点からヴァレットを選択しました。
ヴァレットでも罠型が関西の方で結果を残しており元々私も罠型を使うつもりでしたが、メインに誘発が少なく後ろを剥がすツインツイスターや羽根帚をメインから採用する構築が流行すると予想して誘発を増して罠0構築を選択しました。
展開型にしたのはやはり誘発が少ないと予想したので1枚の誘発なら余裕で貫通できてシルバーヴァレットによるエクストラ除外という他のデッキとは全く違うアプローチの妨害がケアしにくく強かったからです。
2.採用カード
トレーサー3マグナ2シルバー1メタル1リチャージャー1
トレーサーは展開に必ず2枚は使用しますし、対罠等展開せずにビートダウンする際にも使うので3枚です。
マグナシルバーメタルは下級アタッカーです。マグナはモンスター墓地送り、シルバーはエクストラ除外、メタルは縦列破壊の固有効果を持っています。
展開にしか固有効果を使えないシルバーヴァレットは2枚採用すれば2枚除外することが出来ますが、2枚除外する必要性は今期は無いので1枚に絞りました。
マグナは破壊を介さず処理することができるので超雷などの破壊できないモンスターも処理できるので汎用性が高い+超雷がいる状態でもアクセスしたいので2枚にしました。
メタルはレベル4で唯一魔法罠を破壊できるヴァレットで打点も17あるのでアタッカーとしても問題がないため1枚採用しました。
リチャージャーは墓地に置いておくことで盤面返されてもストライカー経由で墓地のライゴウ等を蘇生することで切り返しになったり、手札に持っておけば幽鬼うさぎやγのケアにも使えるのでリクル効果はありませんが入れ得カードです。
アブソルーター2
ヴァレット+これで有用な初動にもなり展開途中に渓谷で落とすことでトレーサーにもアクセスする動きもあり全体的に強いカードです。しかし、手札の噛み合いを要求し被っても弱いので2枚に抑えています。天球と素引きor渓谷で2枚使用するので2枚にしてます。
クイック・リボルブ3
最強です。初動であり手数です。バトルフェイズに打ってトレーサー出して変換して追撃もできる最強カードです。
リボルブート・セクター2
強いことしか書いていないフィールド魔法です。レベル4以下のドラゴンはストライカーになるのですべてこのカードに変換できます。ソウルチャージしてもよしP召喚してもよしの壊れです。
2枚なのは展開するので2枚採用が読まれにくく入ってるなら除去するメリットがなくなるみたいな相手を縛ることの他、先行展開で破壊して返された際に手数として必要だからです。
輝光竜セイファート3
初動になりデッキのトレーサーやコラプにアクセスしたり、墓地効果でサベージを使い回すこともできる選択肢を圧倒的に増やすカードです。墓穴やうららを踏んでしまうため手札を切ってストライカー経由して最低限天球に向かえるようにすることを意識します。
ちなみにトルドー、アブソルーター、ファンタズメイも相互交換できます。
輝白竜ワイバースター1
セイファートでサーチしたり素引きで手数を増やします。光属性はメインモンスターにはセイファートしかいないのでコラプは浮きやすいですがエルピィからモンスター2体と手札コスト確保できるのは大きいので素引きの裏目よりデッキパワーとなって2枚にしています。また、誘発も光属性が多少いるのでそこを起点にすることもできます。
霊廟の守護者1
セイファートスタートなど黒白を使った後に守護竜展開をする場合このカードにアクセスするとシルバーを残しながらトレーサーとサベージを作るために入っています。
また相手のドラゴン族が破壊されても起動することができ、ヴァレットと合わせて手数とも使える小回りの効くお洒落カードです。
一応ダブルコストモンスターなのでファンタズメイ等のアドバンス召喚は1体で出来ます。
亡龍の戦慄ーデストルドー1
渓谷で落として手数になるドラゴンです。これも小回りが効くカードです。セイファートの交換要因でもあります。
ライフを削ってしまうのでなるべくETに入れられないようにする必要があります。
コアキメイル・ドラゴ1
天球のリクルート先で蓋が出来ます。戦闘から守れないのでセイファートロムルス経由で最低限守備16用意するかは手札と相談しましょう。
増殖するG3うらら2
入れない理由がないです。つよい。
ファンタ1わらし1うさぎ1ヴェーラー1泡影1
ファンタは1本目はケアされにくいので1枚目は強いのとドラゴン族レベル7なのでセイファートの交換先としても優秀です。天球やエルピィで出すこともあります。
わらしはメインの罠を抜いて白黒セイファートを入れたのでサンドラに不利になったのと環境には一通り最低限刺さる&指名者の存在から誘発を散らしたかったので採用しました。
またヴァレットのリクル効果に指名者を撃たれたりした際のケアという役割もありますがサイチェン等との兼ね合いで1枚です。
うさぎは閃刀、オルター、ドラリンに強く打てサンダー、未界域に弱いのでムラがあるため1枚に抑えました。コラプの弾になります。
ヴェーラーはどのデッキにも安定して打て最低限の仕事を遂行できます。これもコラプの弾になります。
泡影は特にサンドラに強く打て超雷が止まるのでいいやつですが先行だと伏せなければならないのが弱い点です。アポロウーサやアザトートが効かないので誘発性能は高いのでアポロ出してのGツッパ対策の意味も込めて1枚にしています。
ハーピィの羽根帚1
最強です。罠デッキにこれ打てば勝ちます。
ツインツイスター1
コストが必要ですが1枚で2枚触れる優秀な除去カードです。罠が多い環境なのでイージーゲームにしたくて採用しましたが展開系を意識して枚数削りました。
墓穴の指名者3
妨害にもなるし誘発無視もできるし色々選択肢があって雑には切れないカードです。元々誘発メタだけならば今期は抹殺の指名者のほうが優秀ですがスローゲームで墓地の同名除外してアド差広げたり、レイ等を除外してリソースを消すことができるのでこちらにしました。
星遺物の守護竜2
これがあればV字リンクのモンスター2体分から守護竜展開に向かえます。また、トレーサーとの相性がとても良く、破壊先をこれにできるので蘇生とかよりも強いです。被りが弱いので2枚にしました。
ヴァレルソード・ドラゴン
ライフカット要因且ヴァレット起動要因です。
無いと削りきれない場合が多々あるので必須です。
ヴァレルロード・ドラゴン
主な役割はヴァレット起動要因ですが、その中でもアニマを食らわないので特にオルターやサンドラに相性のいいカードです。
ストライカーの3枚目とダークエンドとどれを採用するか朝まで悩んでました。
破械雙王神ライゴウ
先行展開とスリバで閃刀姫リンクを処理した後にこいつを出してマルチ割って蓋する際に使います。
エンドフェイズにヴァレットを起動できる他、そのままトレーサーをリクルートすることで妨害として機能します。
スリーバーストショット・ドラゴン
先行で出してメリュやハヤテをケアしたりソーンヴァレルで破壊したり、後手でシズクやメリュから後続に繋がれないようにするのが役割です。
また、先行展開でメリュから守る置物とした場合墓地からリンク2以下蘇生できるので覚えておくと返しに守護竜から入れます。
あと守備貫通効果を持っています。
トロイメア・フェニックス
セットカードや永続を破壊できるトロイメアです。相互リンクだと手札交換になりますがうららを撃たれてしまい後ろを破壊できずに負けたりするので手札と相談しましょう。
デリンジャラス・ドラゴン
闇ドラゴン2体で出せます。効果は相手エンドに殴っていない攻撃表示モンスターを1体選択し破壊&攻撃力分の効果ダメージを与えるのと、ヴァレットが特殊召喚されたら墓地から特殊召喚するというものです。
主な使用用途は守護竜2体で出してソーンヴァレルの効果でこいつを破壊しながらヴァレットを2体蘇生することでデリンジャラスのトリガーで自己再生してリンク数を伸ばします。
実は墓地にこいつを残して展開したときはリクル効果で出てきたヴァレットでエンドフェイズに反応して出てくるのでメイン2に出したリンクモンスターを破壊することが出来ます。
ブルートエンフォーサー
闇V字リンクで効果が一番強くて打点も一番高いです。相手が手札かボードを選ぶとはいえ除去できる可能性が存在してるのが強いです。
ドラグニティナイトーロムルス
風V字なので先行で使わない場合ドラゴを素材に出せる貴重なV字リンクになります。
先行展開で必要且手札のコアドラを出す為に使います。この効果で出したモンスターはシンクロ素材にできるので手札から出してシンクロに向かえます。
ソーンヴァレル・ドラゴン
ヴァレット含む「ドラゴン族」2体が召喚条件です。フェニックスを素材にはできません。
先行展開で自分のリンクを割って分解しながらデリンジャラスを絡めてボードを広げる他、後手では相手のリンクモンスターを破壊しながらボード差を広げることができるカードです。
また、モンスターなら何でも割ることができるのも覚えておきましょう。
天球の聖刻印
対象取らずカードをバウンスできるのでディンギルスや超雷を処理した上でコアドラを出して蓋出来ます。
先行展開中に積極的に出すことでニビルを食らっても最低限トレーサーをボードに残すことが出来ます。
守護竜エルピィ
守護竜ピスティ
基本的にV字リンクの下に2体出して展開していきます。片方だけがヴェーラーされても2片方は通るので妨害を踏む目的で展開することも多々あります。ドラゴンしか出せなくなるのでフェニックスやブルートエンフォーサーが出せなくなるので要注意しましょう。
ストライカードラゴン2
正直3枚目欲しかったです。1枚目は1ターン目でリボルブート・セクターをサーチし展開や捲りに向かいながら妨害を踏みます。また、ヴァレットの固有効果の発動にも使います。
2枚目は返しのリボルブート・セクターをサーチ兼リチャージャーでの捲りに使います。
もし、3枚目を採用していたならスローゲームでリチャージャー蘇生の用途です。
ヴァレルロード・S・ドラゴン
トレーサー1枚で作る妨害でもありながらソーンヴァレル経由で出す置物です。唯一のシンクロモンスターのため墓地にリンクがいなくてもファンタズメイをケアしながら打点を越えるために出すことがたまにあります。
原始生命態ニビル2
アーティファクトーロンギヌス3
幻創龍ファンタズメイ2
展開対策に入っています。これらをすべて含めるとメインサイドの誘発枚数が17枚なので6割で初手に2枚引ける確率となります。
ニビルは転生炎獣、展開系に採用します。このカードは通れば勝ちクラスの誘発のため抹殺などで無視されることが多いです。ほかの誘発とセットで引きたい&サイドチェンジの枚数の兼ね合いで2枚にしました。
ロンギヌスはオルフェゴール、ドラリン、未界域に採用します。オルフェだとターンスキップ、ドラリンは白黒や幻影で枚数を増やすのでそこが止まって、未界域にはシラユキ誘惑終わりの始まりを止めて最低限の妨害までしか向かわせないのが強いのと他の誘発に対する指名者に合わせて投げるロンギが強いので3枚にしました。
ファンタズメイは姫、転生炎獣、展開系に採用します。ロンギやニビル、増Gやツイツイを引きに行けるのが強く、ストライカーでサーチしたリボルブート・セクターを戻す動きも強く手札の質をあげながら対象耐性を付けてくれるのが便利でした。
ツインツイスター1
レッド・リブート3
罠系に対しメインの2枚だと流石に足りないので増やします。ツイツイは姫やサンダーにも入れてリブートはオルターや罠系に入れます。
リブートは引けば勝てるくらいの意気込みの最強カードです。
王宮の勅命1
大捕り物3
このデッキはトレーサーの存在から永続との相性が抜群に良くサイチェン後はほぼほぼこのカード達は採用しました。メインは罠0の為相手は後ろを割るカードをリボルブートに当てるかサイチェンで減らしてたりしたので後ろに置く罠が割られにくく通って勝てるゲームが多かったです。
3.サイドチェンジプラン
対閃刀姫
選択権自分 先
in大捕り物3勅命1ツイツイ1ファンタ2
outコアドラ1わらし1増G3ヴェーラー1泡1
選択権相手
in大捕り物3勅命1ツイツイ1ファンタ2
outコアドラ1わらし1増G3ヴェーラー1守護者1
オルターガイスト
選択権自分 先
in大捕り物3ツイツイ1ファンタ1
outコアドラ1わらし1増G3
選択権相手
inツイツイ1リブート3
outコアドラ1わらし1守護者1増G1
罠型オルフェ
選択権自分 先
inロンギヌス3ツイツイ1大捕り物3
outアブソルーター1ファンタ1守護者1わらし1うさぎ1ヴェーラー1泡1
選択権相手
inロンギ3ファンタ1ツイツイ1リブート3
outアブソルーター1守護者1コアドラ1黒1うさぎ1わらし1ヴェーラー1泡1
未界域オルフェゴール
選択権自分 先
inロンギ3大捕り物3
outわらし1うさぎ1ヴェーラー1泡1ツイツイ1羽根1
選択権相手
inロンギ3ニビル2ファンタ2
outリボルブート1黒1守護者1コアドラ1わらし1うさぎ1泡1
サンダー・ドラゴン
選択権自分 先
in大捕り物3ツイツイ1
outヴェーラー1うさぎ1ファンタ1羽根1
選択権相手
in大捕り物3ツイツイ1
outヴェーラー1うさぎ1黒1ファンタ1
転生炎獣
選択権自分 先
in大捕り物3ファンタ2ツイツイ1
outわらし1うさぎ1コアドラ1アブソルーター1ヴェーラー1泡1
選択権相手
inニビル2ファンタ2ツイツイ1リブート3
out守護竜1黒1コアドラ1アブソルーター1わらし1うさぎ1ヴェ1泡1
未界域
選択権自分 先
in勅命1大捕り物3ロンギ3ニビル2
outファンタ1増G3わらし1うさぎ1羽根1ツイツイ1リボルブート1
選択権相手
inロンギ3ファンタ2ニビル2
outリボルブート1コアドラ1指名者3羽根1ツイツイ1
ドラリン
選択権自分 先
in大捕り物3勅命1ニビル2
out増G3羽根1ツイツイ1リボルブート1
選択権相手
inロンギ3ファンタ2ニビル2
outリボルブート1コアドラ1指名者3羽根1ツイツイ1
選択権自分 先
in勅命1大捕り物3ツイツイ1
outファンタ1ヴェ1わらし1コアドラ1泡1
選択権相手
inニビル2ファンタ2
outコアドラ1守護者1羽根1ツイツイ1
4.先行展開
- ライゴウサベージシルバー墓地デリンジャラス
- 天球ライゴウサベージシルバー
この二つになります。ストライカーロムルスしか出すことができなければ前者、もう一体モンスターがいるかアブソルーターが絡んだりしてトレーサーを持っていたら天球が出るってだけです。
5.最後に
今年は分布が読めず誘発増したんですけどやっぱり罠の強みもありって感じで実際構築が一番大事って感じでほんと悩まされました。
そして、はっちグランドも今年で最後となりDay2も一瞬夢見れたのもあり嬉しさ2割悔しさ8割で終わってしまいました。
質問とかあればTwitterで@fumi_23_ypに気軽に聞いてください!